秋の行楽シーズンを迎え、茨城県とJR東日本水戸支社は1日、「いばらき秋季観光キャンペーン」を開始した。2日には水戸駅で大井川和彦知事らが出席し、オープニングセレモニーやサイクリングイベントの出発式が行われた。
キャンペーンは県全域を対象に12月5日まで実施。「体験王国いばらき」をキャッチコピーに、「アウトドア」や「食」「新しい旅のスタイル」をテーマにコロナ禍でも楽しめる観光を提供する。
8月にオープンした「花やさと山」(石岡市)、大洗サンビーチキャンプ場(大洗町)などキャンプ場へ直行する臨時列車を運行。花やさと山はいばらきフラワーパークに隣接するグランピング施設で、上野から「リゾートやまどり」に乗って訪れる商品は10月30日に催行する。
また、自転車と乗車できるサイクルトレインも運行。ナショナルサイクルルートに指定されている「つくば霞ヶ浦りんりんロード」でサイクリングを楽しんでもらう「いばらきサイクルトレイン」は10月16日と11月27日に、上野―(友部経由)―岩瀬、友部―上野間で運行する。
このほか、特別車両「なごみ(和)」に乗り、いばらきの冬の味覚「あんこう鍋」を味わってもらう企画(11月20日)もある。