泊まれない旅館「箱根 金乃竹 茶寮」が4日、開業した。
▼旅館のデイユース市場の拡がり
2022年6月16日に実施した「日帰り旅行」と「デイユース」に関するアンケート調査では、新型コロナウイルスの行動制限の緩和前と比べ、36.8％が日帰り旅行への意欲が増したと回答しております。また、旅館のデイユースを利用したことがある・検討したいは68％を超える結果となり、デイユース利用時に最も期待する内容は「料理」、次いで「露天風呂付き客室」の結果となりました。さらに「日帰り旅行で旅行支援施策を積極的に活用する」と回答した人が、65%を超えることなどから今後のデイユース市場の発展に期待を持てる結果となりました。
▼「箱根 金乃竹 茶寮」オープン
＜概要＞
施設名：箱根 金乃竹 茶寮
オープン年月日：2022年8月4日(木)
所在地：神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-460
営業時間：11：00～21：00（定休日：火・水）
価格：22,000円～63,800円（税込）
公式WEBサイト：https://sengokuhara.com/
＜客室＞
1階には客室露天風呂付きの和室を4部屋、2階には和室を4部屋、全8部屋をご用意いたしております。館内は訪れる人々の幸福を願い、古代より日本で親しまれている古代朱（ベンガラ色）を基調としております。
フリードリンクの冷蔵庫を備え、ベッド、トイレ、各種アメニティをご用意いたしております。
＜お食事＞
金乃竹グループの総料理長 岩井浩司は、京都にて16年間修業を重ねた後、2005年より金乃竹グループの総料理長に着任しております。今回の箱根 金乃竹 茶寮で提供する「黒毛和牛しゃぶしゃぶ御膳」に関して、総料理長の岩井が「鍋料理は昔ながらの食事スタイル（囲炉裏に鍋を囲む）の原点であるので温故知新の思い」で提案いたしました。懐石料理のように皿数が多く時間を取られずにプライベートな食事を大切な人と楽しんでもらいたい想いを込めております。和食料理が様々な要素で進化しているので取り残されないように研究を続けながら、今後は、和牛しゃぶしゃぶ以外にも海鮮や精進等、料理の種類を増やして参ります。
＜プラン一例＞
【10時間滞在】黒毛和牛しゃぶしゃぶ御膳の昼食付き
露店風呂付きお部屋に滞在
料金：34,100円～ (大人1名あたり/大人2名利用時）
【6時間滞在】黒毛和牛しゃぶしゃぶ御膳の夕食付き
貸切露店風呂の利用可能 2階和室に滞在用可能 2階和室に滞在
料金：22,000円～ (大人1名あたり/大人2名利用時）
※箱根 金乃竹 茶寮 プラン一覧こちら
▼今後の展望
マイクロツーリズム需要の高まりから新たに創出しました「デイユース」市場。金乃竹グループは、気軽に日帰りで日常を離れて旅館体験を楽しんでいただけるサービスの定着へ挑戦してゆくと同時に、デイユースサービスが新たな顧客層に支持され箱根への入込数の増加へ繋がる一助を担い、地域創生に貢献してゆきたく考えております。
▼株式会社 金乃竹について
創業1947年。二代目の窪澤が1999年に事業を継承する。当時の富士荘（金乃竹の前身）はいわゆる「昔ながらの古い民宿」で、客室は8部屋、玄関のスリッパはトイレで使用されている様なビニールスリッパ、部屋の稼働率は日々23％ほどしかなく、年間わずか2.500万円ほどの売上規模でした。窪澤は自ら竹取物語のコンセプトを具現化した貸切露天風呂を2つ、客室に露天風呂を新設、自ら包丁を握り8年間ほど厨房に立ち料理を創り、お客様が残した残飯から傾向を分析してお客様が喜び食す料理メニューの考案に日々明け暮れました。その結果、貸切露天風呂と料理の評判から「昔ながらの古い民宿」を4年で日々満室になる人気旅館へ変貌を遂げる事ができました。危機こそチャンス、コロナ禍含むこの5年間では+18％の成長を遂げております。
「日々、10年後にもわくわくと感動を提供」する事をモットーに。ビジネスで注目をされ日常を送る大人たち、そんな遊び足りない大人たちが、大切な人と人目を気にせずに過ごせる大切な時間を、リュクスな空間・料理・サービスで提供をいたしております。
▼会社概要
会社名：株式会社 金乃竹
本社所在地：神奈川家小田原市水之尾29丁目5号
設 立：1947年
代表者：取締役 窪澤 圭
URL：https://kinnotake.com/links/
事業内容：旅館運営事業 / 飲食事業
