秋田県仙北市の乳頭温泉組合(竹内貴祐組合長)は10日、温泉郷のPRのため新たに製作した「ラッピングトラック」の出発式を、同温泉郷を巡回する乗り合いバス「湯めぐり号」の運行10周年記念セレモニー会場(同温泉郷休暇村前)で開いた。
ラッピングトラックは、同組合に加入する7軒の旅館女将らがデザインを考案。25トン車の荷台の側面(高さ2.5メートル、長さ9.5メートル)に新緑と紅葉のブナ林の風景をそれぞれ印刷。後部(高さ2.5メートル、幅約2.4メートル)には乳頭温泉郷のイメージキャラクターの「温泉むすめ、乳頭、和(のどか)」を描いた。
あきたこまちなどの新米を積み、月7回のペースで秋田県と首都圏を往復する。
セレモニーには、細川秀清・仙北市観光商工部長、東原好克・バスクリンマーケティング部長、近藤哲泰・六郷小型貨物自動車運送社長をはじめ観光事業者、旅館関係者ら約40人が参加。”走る広告塔”の運行を見守った。
ラッピングトラック