【データ】帰省についてのアンケート調査 阪急交通社調べ


 阪急交通社は8日、帰省についてのアンケート調査の結果を発表した。

今年はゴールデンウィークが10連休だと話題になり、夏もお盆期間を休むと9連休、年末年始も土日がつながって9連休となりそうな方が多いなど、長い連休がいくつもあります。
遠方に実家がある方は特に、帰省の機会も例年より増えるのではないでしょうか。そこで阪急交通社では、帰省についてのアンケートを実施。「帰省ついで旅行」をおすすめいたします。

夏休み、お盆休みを控え、帰省プランを立てている方も多いでしょう。そんな中、阪急交通社では帰省することの多い連休や、帰省先での過ごし方、帰省ついでの旅行などについてアンケート調査を実施。その結果を発表します。
【調査概要】
有効回答数:2201名(事前調査)、331名(主に公共交通機関により帰省する方)
調査期間:2019/7/9~2019/7/17
調査対象:全国、20代以上の男女
調査手法:Webアンケート

帰省をすることが多いのは、どの連休?

回答者の内55.4%の方が、何らかの交通手段で帰省をしていると回答しており、帰省をすることが多い連休については、やはり「夏季休暇」と「年末年始休暇」が50%以上と高い割合となっています。一方ゴールデンウィークは、帰省する派と帰省しない派がある程度分かれている傾向にあります。
しかし今年(2019年)のゴールデンウィークは9連休となったこともあり、普段の年よりも帰省した方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

帰省時の過ごし方と「ついで旅行」について

次に、帰省時には何をして過ごしているのか聞いてみました。

「家の中でゆっくり過ごす」が71.8%となっています。他、「家の用事を手伝う」が36.2%、「買い物に行く」が34.9%と高い一方、「友人・家族などと旅行する」は10.2%程度と、基本的には家にいるか買い物にでかけているかが多い結果となっています。

しかし、「帰省ついでに、帰省先近く、もしくは帰省途中の地域での旅行を楽しみたいですか」という質問の結果を見てみると……
※ここでは、主に公共交通により帰省する方を対象として調査しています。

旅行を楽しみたいと考えている方は60.7%、どちらともいえない人は15.4%。実際には非常に多くの人が、帰省ついでにできれば旅行を楽しみたいと考えているようです。

そんな中旅行している方が少ない背景に、帰省にかかる費用の問題があるかもしれません

「帰省するたびに気になる」「たまに気になっている」の合計は79.8%と、約8割の人が帰省にかかる金額を気にかけることがあるとわかります。そんな中旅行をプラスするのは負担がつらいと考えるのも当然です。しかし、方法や見方によっては帰省ついで旅行が節約になる場合もあります。

節約のためにも「帰省ついで旅行」がおすすめ

それでは、帰省ついでに旅行をするのにおすすめの方法をご紹介しましょう。

・帰省先周辺の旅行には、一泊付きプランの活用がお得
<兵庫への帰省で最初に京都旅行など>

1泊5日、初日だけホテル宿泊といったプランがあるのをご存じでしょうか。ホテル宿泊込みなのに通常の交通費よりお安く購入できるというケースも多いお得なプランです。
最初の1日目をホテル泊で旅行気分を楽しみ、残りの3泊は実家でゆっくり過ごすことができます。

例えば東京から関西方面へ帰省する場合……
【選べるJAL往復フライト×関西のホテルから組合せ自由自在】 関西フリー1泊5日
https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=BJ3173E&p_hei=10&p_baitai=9599

大阪・京都・神戸・奈良エリアのホテルが選べ、東京から飛行機の往復で21,600円から。繁忙期でも40,000円前後です。(8/6時点)
また、ホテルを選択できる場合もあるので、帰省先と異なるエリアのホテルで予約し、1泊2日の小旅行を楽しむのもおすすめです。

・帰省の途中で行きたかったところに旅行
<東京から大阪への帰省途中に名古屋旅行など>

帰省途中で降りてしまうと、交通費が余計にかかってしまうというイメージがあるかと思います。しかし実際に計算してみると、思ったよりも差額が小さいケースもあります。
例えば新幹線で東京-新大阪と東京-名古屋+名古屋-新大阪だと、指定席を含めた差額は約3,000円程度。帰省とは別に、改めて東京から名古屋を往復するよりも一人当たり2万円近くは節約できることになります。

帰省先の家族と現地で集合して、一緒に観光を楽しんだ後実家へ。もしくは実家を満喫した後、帰省先の家族と一緒に旅行に出発して現地で解散というのもいいでしょう。

帰省時は何泊が理想?

帰省ついでに旅行をするには、費用の他に時間の問題も出てくるでしょう。
帰省(自身の実家への帰省)を何泊程度にしたいかというアンケート結果を見ると、約半数の方は2泊程度までと答えています。

さらに配偶者の実家への帰省ということになると、以下グラフのように、1泊までの割合が高くなるのに加え、「泊まりたくない」人が27.6%も出てきます。

特に今年のような大型連休の際には、実家での2泊にホテル1泊を加えても余裕があるはずです。無理して帰省に付き合ってくれている配偶者も、一泊自由な時間に使えるとなれば、帰省の楽しみも増えるかもしれません。

帰省の楽しみが一つ増え、方法や見方によってはお金の節約にもなる「帰省ついで旅行」を、ぜひご検討ください。


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