海鮮懐石料理が自慢
第951回よその旅館ホテル
──場所は。
「房総半島の先端にあり、夕日がとても奇麗な所です。最寄駅はJR館山駅です」
──割烹旅館とうたっています。
「建物は宮大工が手掛けた純和風建築、畳廊下など日本の良い所を随所に感じていただける宿です。お料理は地産地消にこだわり、旬の食材を生かした海鮮懐石料理が自慢です。料理長は過去に千葉県知事賞などを受賞。心のこもった手作り料理をお出ししています。これからの時期は特にアワビ、サザエ、イセエビなど海の幸がふんだんに取れるようになります。お料理目当てに遠くから日帰りでお越しいただくお客さまもいらっしゃいますが、お泊まりになってのんびりしていただきたいですね。露天風呂に浸かりながらゆっくりお酒を飲める『月見酒セット』(1800円)もご用意します」
──お風呂もユニークです。
「イスラエルから直輸入した死海塩をたっぷり入れた『死海塩風呂』です。千葉県でも当館だけです。ミネラルが豊富で、保湿・美肌などさまざまな効果があり、お肌もすべすべになります。手作りの死海塩入りクリームソープも人気です」
──心掛けていることは。
「優しさです。お客さまが何を求めていらっしゃるかを感じ取り、押し付けることのないさりげないサービスを心掛けています。高齢者や障がい者の方も利用しやすい宿にしたい。バリアフリーというと車椅子対応だけを考えがちですが、それだけではないと思います。いろいろな方がいらっしゃるので私たちにできることをしていきます。その情報も積極的に発信していこうと思っています」
【客室7室、1泊2食1万5千円(税別)から】