
彩向陽(三重県湯の山温泉)は、国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)に関する食品ロス削減への貢献を目的に、調理工程で残った食材などで作った一品料理を特別提供する宿泊プランを販売している。
同館料理人の谷口真吾さん、谷牧昂輝さん、浅沼竜斗さんが「もったいない」の精神から、調理で出る「端材」などを利用したオリジナルメニューを考案した。提供される商品は「鯛(たい)の香梅焼き」=写真=や「ローストビーフサラダと握り寿司(ずし)」「天麩羅(てんぷら)盛合せ(琥珀(こはく)揚げ)」など7品。同プラン利用者は夕食の会席料理「美味し三重の膳」に加え、7品から1品を選択できる。
料金は1人当たり2万3100円(1泊2食、1室2人利用時、サービス料、消費税込み、入湯税別)から。