高知県バリアフリーアドベンチャーツアーコンソーシアム（ＢＡＣＴ）は11月22日、障害者の体験受け入れ事例を紹介する高知県バリアフリー観光推進セミナー「高知のおもてなしで誰もが楽しめるアドベンチャーツーリズムへ」を高知県高知市の高知城ホールで開催する。対象は、自治体、宿泊、交通、観光事業者。Ｚｏｏｍを使用したオンライン配信も行う。
セミナーは、高知県で取り組みが進むアドベンチャーツーリズムを使ったバリアフリー対応の実証事業での参考事例を紹介。ハード面の制約が多いアクティビティを、どのように受け入れるかなど、実施時の様子を交えながら紹介する。
セミナーでは、ユニバーサルツーリズムアドバイザーでｏｆｆｉｃｅＦＵＣＨＩ代表の渕山知弘氏が講師を務め、ゲストにはパラリンピックでの競技運営などにも携わる高知県障害者スポーツセンター所長の北村大河氏を迎える。
参加費無料。参加申し込みはhttps://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/020201/2021100800046.htmlまで。
渕山代表は「バリアが多いと思われるアクティビティだが、工夫一つで障害者を受け入れることができる。障害者にやさしい地域は、今後選ばれる地域となるだろう。ぜひこのセミナーで障害者の受け入れへのヒントをつかんでほしい」と話している。
