祭りや伝統文化の企画、運営のサポート事業を手掛けるオマツリジャパン(加藤優子代表取締役社長)と、訪日インバウンドメディアを運用するMATCHA(青木優代表取締役)は9月24日、事業提携を開始した。提携第1弾の事業では、群馬県富岡市を舞台に、ポストコロナに向けて訪日外国人を対象とする文化観光の体験型コンテンツを造成する。
富岡市での事業は、世界文化遺産の富岡製糸場と、国指定名勝の妙義山を拠点に展開する。富岡製糸場で働いていた女性たちの暮らしに触れるコンテンツや、かつて修験道の場として山岳信仰を集めていた妙義山の歴史にちなんで修験道を体験できるコンテンツを造成する予定。
両社は地域と連携しながら、地域の文化資源を観光に活用し、高付加価値化、多言語化したコンテンツに磨き上げる。誘客の拡大、経済の好循環につなげたい考えだ。