自民党 「観光庁」設置へ動くか 観光基本法 改正案の行方に注視


 自民党が観光行政の一元化に向けた取り組みを見せている。日本経済新聞が6日付け夕刊で報じたもので、日本を訪れる外国人を増やすため、「観光庁」の新設を念頭に置いているという。観光庁もしくは観光局の設置は観光業界の悲願であり、「報道が事実ならば歓迎すべきことで、政府の(観光立国の)スローガンが本気であるあかし」と評価する声も出ている。しかし、「官から民へ」という小さな政府の実現が政治課題となっている中、新たな「庁」を作ることに「国民の理解を得られるのか」との見方もあり、実現は容易ではなさそうだ。

 
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