
予約画面のイメージ。下部にnearMe.Airportのバナーが表示されている
宿泊施設向けにITソリューションを展開するtripla(東京都中央区)はこのほど、NearMe(同)が提供する空港送迎型スマートシャトル「nearMe.Airport」との提携開始を発表した。宿泊施設のアクセス案内の手間と送迎にかかる費用の削減、宿泊者の移動体験の満足度向上への貢献を目指す。
nearMe.Airportは、独自のAIを活用した最適なルート選択により、空港と市内をドアトゥードアで結ぶ空港送迎型のスマートシャトル(相乗りサービス)。2019年8月にサービスを開始以来利用者数は40万人を超え、現在は全国14の空港と、空港周辺の都市部で利用できる。
宿泊施設は同サービスを導入することで、空港から宿泊施設までのアクセス案内の手間を削減でき、送迎にかかる人件費や車両費用の圧縮にもつながる。宿泊者はタクシーよりも安価な定額料金で、重い荷物を気にせずシェアによる移動が可能となる。施設、宿泊者のいずれも移動関連でのメリットを享受できる。
両者の提携により、トリプラのサービスを導入した宿泊施設に予約する際、宿泊予約完了時に予約完了画面などに「nearMe.Airport」のバナーが掲載される。同サービスによる予約や問い合わせ、決済などを全てニアミーが対応するため、導入宿泊施設は新規に対応する必要がなく、容易に導入できる。
連携に合わせ、トリプラのサービスを利用する施設への宿泊時に、nearMe.Airportの利用が初回限定で千円割引となるキャンペーンを実施している。宿泊者は申し込み画面でキャンペーンコード「tripla」を入力すると、割引が受けられる。
予約画面のイメージ。下部にnearMe.Airportのバナーが表示されている