構造計画研究所(東京都中野区)は、1959年の設立以来、構築物を取り巻く地震、津波や台風などの自然環境の解析やシミュレーションを行い、社会の抱える問題の解決を提案している。
同社が提供するスマートロック「RemoteLOCK(リモートロック)シリーズ」は、暗証番号やQRコードによる入室が可能で、宿泊市場を中心に、公共施設や店舗・オフィスなどで広く活用されている。
今秋からは、同製品のクラウド管理システム「RemoteLOCKクラウド」において、iOSとAndroid、それぞれに標準アプリのAppleウォレットおよび、Googleウォレットとの連携が可能な新機能「かぎパス」の提供を開始する。旅館・ホテルに対して活用を呼び掛けている。
前者のRemoteLOCKクラウドは、登録したRemoteLOCK製品の入室権限を管理し、1台あたり最大1500ユーザーまたはゲストユーザーのアカウントを発行する。
同時に、ホテル管理システムや各種予約システムなどとの連携で、予約期間に合わせた入室権限の自動発行・削除も可能なことから、物理キーでは実現できないスマートなセキュリティ管理を実現するなど利便性に長けるシステム。
後者のかぎパスは、新たに搭載される「ビジネススタンダードプラス」プランのみ利用可能な機能で、宿泊予約情報をウォレットに追加することで、入室のためのQRコードや暗証番号を瞬時に確認でき、鍵の持ち歩きを省き、いつでもスマートな施設利用に貢献する。
同社では今月18日から3日間インテックス大阪(大阪市)で開催される「関西ホテル&レストランショー2024大阪」に出展し、同社が提供する混雑案内の”ピープルカウンター”と併せてデモを行う。「お気軽にブース(K2―R14)に足を運んでもらえれば」と同社。
この件についての問い合わせ先は、構造計画研究所すまいIoT部RemoteLOCKチームTEL050(1807)1888。
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