百木田康二・東武トップツアーズ社長 （右）と上村崇・京田辺市長
観光拠点整備し案内機能強化
東武トップツアーズはこのほど、京都府京田辺市と「地方創生の実現に向けた包括連携協定」を締結し、8月24日に同市役所で締結式を行った。今秋開催予定の「京田辺市民まつり」に同社が参画、協働していること等を契機とし、地域の活性化に向け両者でさらなる取り組みの推進を図るべく合意に至った。
同社は、全都道府県に事業所を有するネットワークを生かし、地域の課題解決に向けた提案と施策を推進している。京田辺市は、京都府の南部、大阪府、奈良県の府県境付近に位置し、京都・奈良などの人気観光地への通過点となっていることから、一休禅師ゆかりの「酬恩庵一休寺」をはじめとする神社仏閣や、同市が日本有数の生産を誇る玉露などを誘客に生かす取り組みを進めている。今回の連携協定締結を機に、今後は同市の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づいた「活力あるまち」を目指し、市の中心にある近鉄新田辺駅・ＪＲ京田辺駅周辺に「ひとやすみ観光拠点」を整備して観光案内機能を強化するとともに、市特産品を生かした体験型イベントや観光拠点を発着点とした観光ツアーの実施などを計画している。
百木田康二・東武トップツアーズ社長（右）と上村崇・京田辺市長
