東京都台東区、クラツーと連携協定締結 

  • 2021年11月13日

服部区長(左)と酒井社長

江戸文化の新たな価値創造

 クラブツーリズムと東京都台東区は1日、観光分野における連携協定を締結した。台東区が旅行会社と連携協定を結ぶのは初めて。クラブツーリズムが有する専門的な知見、販売網、情報発信力などを活用し、江戸文化の新たな価値の創造、事業者支援に取り組むなど観光分野の課題解決を図る。町に活気を取り戻し、持続的な発展につなげる。

 協定では(1)地域資源を生かした観光振興に関すること(2)観光消費の拡大による観光関連事業者支援に関すること(3)観光関連産業の人材育成に関すること(4)シティ・ブランディングに関すること(5)観光を通じたシビックプライド(郷土愛)の醸成に関すること―などを取り組む。

 今後は、具体的な取り組みとして、江戸をはじめとした歴史・文化をテーマとした旅行商品や、地場産業の体験型旅行商品などを企画、開発する「地域資源の商品化」、クラブツーリズムや同社と協力関係にある同業他社との連携を深め、「落語」「屋形船」など台東区を象徴する観光資源や区内事業者と結び付いた旅行商品の流通を促進、拡大する「商品の流通促進」、区内観光事業者向けセミナーでの協力や旅行代理店の知見に基づき後押しする「若手人材の育成」、持続可能な観光地づくりの一環として、観光を通じた交流を深め、繰り返し訪問するきっかけを作ることで、台東区を「第2の故郷」と感じてもらい、「住んでよし、訪れてよし」の観光を進める「シビック・プライドの醸成」を行う。

 締結式は台東区役所で実施。台東区の服部征夫区長が「観光客はコロナ前の7割減となるなど、区内の事業者は厳しい状況下にある。乗り越えるには、コロナ禍で変容した観光のニーズに対応した商品やサービスを提供し、収益力を高めることが重要。江戸から続く歴史、文化、芸能など多彩な魅力から新たな価値を創造し、持続的な発展を実現する」とあいさつ。また、台東区の特性を最大限生かす取り組みとして、街に色濃く残る江戸文化や地域資源を発信する「江戸ルネサンス事業」を挙げた。

 クラブツーリズムの酒井社長は「台東区には寛永寺、浅草寺など、歴史・文化、伝統芸能、工芸、食などの素晴らしい精神や技術などの文化の担い手がいる。担い手たちとストーリー性ある企画造成を行い、幅広い人に体験してもらうことが保存につながる」と述べた。コロナ前は台東区に毎年2万5千人を送客していたが、今後は「数より質にこだわっていきたい」と話した。

服部区長(左)と酒井社長

 
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