
06年12月に米国で出版された、米国ホテル統一会計システム(通称ユニフォームシステム)の最新版(第10版)の訳書。
「1926年初版がニューヨーク市ホテル協会によって出版されて以来、米国はもとより世界各国のホテル産業では、この通称ユニフォームシステムを会計基準としてきた」(訳者序文から)。
外資系ホテル運営会社が続々と参入する日本のホテル業界でも、同会計システムの重要性が増してきている。特に外国系のホテルで運営委託方式を採用する場合、この会計基準への準拠が求められることが多いという。
「ホテル業界の再編は今後進むことが予測され、M&A、そしてその後の運営においても共通的な会計基準の果たす役割は大きくなるであろう」(同)。ますます重要になるホテル会計のスタンダードの最新版だ。
3月1日発行。定価は5880円(税込み)。A5判、346ページ。発行=税務経理協会。
