日本画の景色に溶け込む 五浦観光ホテル

  • 2021年11月18日

大観の湯

 手のひらを広げたような五つの入り江からなる五浦海岸(茨城県北茨城市)。五浦観光ホテル(村田章社長)は、その素晴らしい景色を一望できる北関東屈指の名宿だ。岡倉天心、横山大観ら名だたる芸術家がこの地を拠点にさまざまな作品を残したことでも知られる。

 老松と奇岩に白波が打ち寄せる「海」、天心、大観ゆかりの「地」、冬のあんこう鍋をはじめさまざまな郷土の味覚が楽しめる「食」、そして自慢の「湯」が訪れた人たちを魅了する。

 「湯」で体験したいのが、別館大観荘の大浴場「大観の湯」。2012年秋にリニューアルオープンした。露天風呂は雄大な太平洋を眺める景色の良さが自慢で、横山大観が描いた一幅の日本画のような海の景色に溶け込む一体感を満喫できる。内風呂も大きな窓越しに海を一望する。

 湯は源泉温度71度、ミネラル豊富な掛け流しの天然温泉。神経痛、筋肉痛、冷え性など、さまざまな疾病に効くと評判だ。

 別館大観荘には、横山大観旧別荘の離れ特別室がある。プライベートの露天風呂付き。1棟貸し切りで、「親子3世代、親しいお仲間との集いにご利用ください。もちろん、お1人さまやお2人さまからのご利用も可能です」と女将の村田和華子さん。

 「椿(つばき)の湯」「浜菊の湯」という二つの貸し切り風呂も設けている。浜菊の湯は手すりを備えるなどバリアフリー設計。体の不自由な人や高齢者も安心だ。

 本館の大浴場「五浦の湯」は、木々に囲まれた庭園露天風呂と内風呂。木々の緑とゆったり流れる滝の音、そして遠くからかすかに聞こえる潮騒が訪れた人々の心と体を癒やす。数奇屋風の屋根と足元の石畳、湯船のかたわらに立つ石灯籠も印象的だ。

 内風呂は、この庭園露天風呂を大きな窓越しに眺める。外から差し込む日の光と浴槽から昇る湯煙が”湯情”を一層引き立たせる。

 ▽茨城県北茨城市大津町722。TEL0293(46)1111。https://www.izura.net/


大観の湯


旧横山大観邸特別室離れ入り口


関連キーワード
 
新聞ご購読のお申し込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第34回「にっぽんの温泉100選」発表!(2020年12月19日号発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位下呂

2020年度「5つ星の宿」発表!(2020年12月19日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第34回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2021年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・レジャー&体験」「郷土料理・」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram

2020年度「部門別・旅館ホテル100選」(2021年1月16日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら