日本旅行は12月25日、福岡大学と包括連携協定を締結した。学生の教育機会拡充、地域貢献、地方創生などの事業を共同で進める。
事業は(1)教育、研究、文化の発展、交流における相互支援(2)学生の人材育成、キャリア形成のための相互支援(3)九州地方をはじめとする地方創生、地域振興、社会貢献(4)学生、教職員の福利厚生サービスの向上―が柱。
具体的には、インターンシップの受け入れ拡大、街おこし、観光プログラム開発、学生の視点に立った旅行商品の開発―などを進める。
両者は既に、「日本旅行福岡大学旅行センター」の設置(2018年4月)やインターンシップの受け入れ、自治体と学生のスポーツ合宿やゼミ旅行を結び付けるマッチングイベントの実施など、さまざまな事業を進めてきた。
日本旅行の堀坂明弘社長(右)と福岡大学の山口政俊学長(12月25日の記者会見)