日本の伝統的酒造りが無形文化遺産に ユネスコ評価機関が「記載」決定


 文化庁は11月5日、ユネスコ無形文化遺産への登録を提案していた「伝統的酒造り」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関から「記載」の勧告を受けたと発表した。12月2日から7日の間、パラグアイの首都・アスンシオンで開催される第19回ユネスコ政府間委員会で最終的に決定される見通しだ。
 国内のユネスコ無形文化遺産は現在22件。「伝統的酒造り」が登録されれば国内23件目となる。
 これを受け、11月5日の会見であべ俊子文部科学相は「『伝統的酒造り』は杜氏・蔵人などがこうじ菌を使って、日本各地の気候風土に合わせて、経験に基づいた築き上げてきた我が国の大切な文化」とし、今回の勧告に喜びを表明。「引き続き登録に向けて最善を尽くしてまいりたい」と話した。
 
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