文化審議会、9建造物の重文指定を答申

  • 2018年5月30日

 国の文化審議会は18日、女優として活躍した川上貞奴が建てた旧川上家別邸(岐阜県各務原市)や明治期の大型迎賓施設、臨江閣(=写真、群馬県前橋市)など、9件の建造物を重要文化財に新規指定するよう、林芳正文部科学相に答申した。

 近く答申通り指定され、建造物の重文はこれで2489件(うち国宝225件)となる。

 旧川上家別邸は昭和8年に建てられた。木曽川の雄大な景勝を望む広大な敷地に主屋を建て、庭園内に茶室を配し、北西そばの苑路に表門を構える。数寄屋、中国趣味、農家風などと趣向の異なる衣装を大胆に使い分け、変化に富んだ外観と豪奢な室内空間を作り出している。意匠優秀な別邸建築として価値が高いという。

 臨江閣は旧前橋城の一角にある。本館と茶室は明治17年に賓客の接待施設として、別館は同43年に連合共進会の貴賓室として建てられ、いずれも和風の意匠でまとめられている。明治期の地方における迎賓施設の展開を理解する上で高い価値を有している点が評価された。

 その他の建造物は次の通り。

 旧大沼家住宅(宮城県村田町)▽旧遠山家住宅(埼玉県川島町)▽旧平沢家住宅・松籟閣(新潟県長岡市)▽松榮家住宅(新潟県佐渡市)▽中村家住宅(滋賀県長浜市)▽高座神社本殿(兵庫県丹波市)▽阿弥陀寺本堂・旧紀伊藩台徳院霊屋(和歌山県和歌山市)

 
 
 
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