
ホエイの原料となる牛乳を生産する酪農業者の現状を聞く小野田支店長(右から3番目、2月21日、ちちぶ路吉田牧場)
埼玉県信金秩父支店、廃棄副産物から新飲料誕生へ 協調融資3000万円
埼玉県信用金庫秩父支店(小野田明支店長=職員10人うち渉外4人。パート1人、契約2人)は、さいしんコラボ産学官などと組んで地元企業のマッチングを支援している。チーズ製造時の副産物「ホエイ」を使った飲料、B級グルメ「みそポテト」のパン開発をサポートした。資金需要を創出し2022年12月末の事業性融資は、同年3月末対比で約1億4500万円(2.37%)増の62億3800万円となった。
22年2月に着任した小野田支店長は、顧客の利益になることを先にすれば利益は後からついてくる「先義後利」を基本方針に掲げ、顧客の課題解決を最優先に取り組んだ。【記事提供:ニッキン】
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