年末年始の旅行シーズンを前に首都圏からの集客を拡大しようと、岐阜県の岐阜、下呂、郡上の3市はこのほど、東京都千代田区の有楽町駅前で観光キャンペーンを行った。各市の市長、副市長がマイクを握り、3市を周遊する広域的な観光、それぞれ地域の観光資源などを通行人にアピールした。アンケートの回答者を対象にした宿泊券などが当たる抽選会も開催した。
市長、副市長らは3市を巡る旅行を呼びかけたほか、地域それぞれの観光スポット、最新情報などをPRした。
日置敏明・郡上市長は「夏は郡上おどりだが、冬はスキーが楽しめる。市内に11のスキー場があり、一部はすでに滑走可能だ。景観やグルメも堪能してほしい」。
野村誠・下呂市長は「天下の三名泉の1つ、下呂温泉に来てほしい。飛騨牛もおいしい。市として『ホスピタリティ都市』を宣言している通り旅行者を温かくおもてなしする」。
武政功・岐阜市副市長は「岐阜市には岐阜城、岐阜長良川温泉、長良川鵜飼をはじめ数多くの魅力がある。季節を問わず映像や音で鵜飼を体感できる長良川うかいミュージアムも今年8月にオープンした」と紹介した。
下呂温泉や岐阜長良川温泉のペア宿泊券、郡上の天然水など13種514点の賞品が当たる抽選会にも多くの人が集まっていた。
あいさつする日置・郡上市長(中央)、野村・下呂市長(右)、武政・岐阜市副市長