パナソニックは、「アイプロシリーズ」のメガピクセルネットワークカメラとして屋外や軒下に設置できる「DG—SW355」=写真=を4月に発売する。屋外設置の条件である防塵性、防水性に加え、筐体には耐衝撃性に優れた素材を採用することで堅牢性を高めた。
アルミダイカストの筐体とポリカーボネート樹脂のドームカバー、3.6倍バリフォーカルレンズを一体化し、優れた耐衝撃性と防塵性、防水性を確保した。
高圧縮技術などにより高画質、フル動画を実現。照度差の激しい環境下でも被写体の明るさを画素単位で補正し、自然な画像に。白黒切換機能を搭載し、低照度時に自動的に白黒モードへ切り換えて感度をアップするため、夜間の撮影も鮮明だ。
監視領域で重要な監視ポイントを高解像度化、それ以外の領域を低解像度化するなど画像データ量を可変処理して配信できる「VIQS」機能を搭載。これにより、レコーダー記録データ量の抑制や低帯域伝送時の負荷を低減するなど、設置環境に応じた監視システムの運用が図れる。
アラームとの連動やウェブブラウザー画面からの手動操作で、SDHC・SDメモリーカードにH.264動画やJPEG画像を保存できる。また、ネットワーク障害時にバックアップとしてJPEG画像を自動的に保存する。
同社希望小売価格は18万9千円(税込み)。
近年、店舗のエントランスや通用口、また駐車場など屋外に監視カメラシステムを導入する例が増えているという。