小田急電鉄は1日、鉄道運行異常時の列車遅延や運転見合わせ、振替輸送に関する情報などの多言語提供を開始した。訪日外国人旅行者の増加を受け、運行異常時に英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語でタイムリーな情報を発信することで、より安心して小田急線を利用してもらう。
同社ホームページの運行情報ページを各言語サイトに自動翻訳し、日本語ページと同等の情報を提供する。また、2019年度中には、訪日外国人旅行者に分かりにくい「振替輸送制度」についても、制度の解説をはじめ、駅窓口へ頻繁に寄せられるQ&Aを多言語サイトへ掲載する。
同社は、中期経営計画のモビリティ分野で「外国人旅行客がストレスなく利用できるサービスの提供」を掲げている。