
日本政策金融公庫が9月に行った全国小企業月次動向調査で、8月の小企業の売上DIは前月比3.1ポイント減のマイナス4.5と、6カ月連続のマイナス水準となった。業種別ではサービス業が低下。運輸業と飲食店が上昇した。
DIは前年同月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は同公庫取引先の小企業(従業者20人未満。卸売業、小売業、飲食店は10人未満)1500社に行い、1285社から有効回答を得た。
非製造業6業種では、運輸業が同8.8ポイント増の12.4、飲食店が同8.9ポイント増の15.1と上昇。サービス業が同8.7ポイント減のマイナス5.2、小売業が同5.2ポイント減のマイナス17.9と低下した。
会員向け記事です。