小企業の売上DI、過去2番目の低水準 日本政策金融公庫調査

  • 2020年7月6日

6月はマイナス幅縮小の見通し

 日本政策金融公庫はこのほど、全国小企業月次動向調査の6月調査分を公表した。5月の売上DIは前月比9.0ポイント増のマイナス70.5。マイナス幅がやや縮小したものの、1993年の調査開始以来2番目に低い水準となった。6月の売上見通しDIはマイナス68.0と、マイナス幅の縮小を見込む。

 DIは前年同月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。

 業種別では、製造業がマイナス59.5(前月比9.5ポイント増)、非製造業がマイナス72.1(同8.9ポイント増)と、ともに増加した。

 非製造業のうち、サービス業はマイナス70.8(同16.6ポイント増)。事業所向けがマイナス53.5(同16.3ポイント増)、個人向けがマイナス76.4(同16.6ポイント増)と、ともに大きく増加した。

 運輸業はマイナス69.2(同6.2ポイント増)。道路貨物がマイナス66.2(同0.2ポイント増)。個人タクシーはマイナス85.1(同14.9ポイント増)と、ともに増加。飲食店もマイナス95.4(同4.6ポイント増)と低水準ながら増加した。

 6月の売上見通しDIは、サービス業がマイナス69.8、運輸業がマイナス71.3、飲食店がマイナス79.9と、引き続き厳しい見通し。

 5月の採算DI(黒字の企業割合から赤字の企業割合を引いた値、季節調整値)はマイナス58.9(同6.3ポイント減)で4カ月連続のマイナス水準となった。6月の採算DIはマイナス49.9と、マイナス幅が縮小する見通し。

 
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