宿泊観光の実施率、22ポイント減 31%で最低に じゃらん宿泊旅行統計調査2021

  • 2021年8月17日

 リクルートのじゃらんリサーチセンターの「じゃらん宿泊旅行調査2021」の結果で、2020年度(20年4月~21年3月)の宿泊旅行の実施率が19年度比22.4ポイント減の31.2%となり、05年の調査開始以来、過去最低を記録した。出張、帰省、修学旅行などを除く観光目的の宿泊旅行の実施率で、新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受けたとみられる。実施率の低下を受けて、全国における延べ宿泊旅行者数、延べ宿泊数は19年度から半減した。

 じゃらん宿泊旅行調査は17回目。宿泊旅行実施率を調査する1次調査(回答12万3597件)と、宿泊旅行の内容を知るための2次調査(回答1万5791件)を基に実態を推計した。

 宿泊旅行の実施率を性別・年齢別に見ると、いずれの世代でも19年度から20ポイント前後減少した。全体の実施率31.2%を下回り、減少幅が大きいのは、女性35~49歳で27.1%(25.0ポイント減)、女性50~79歳で29.2%(23.7ポイント減)、男性50~79歳で30.2%(21.2ポイント減)。

 宿泊旅行の実施者における年間平均旅行回数は2.48回で、18年度の2.78回、19年度の2.70回から微減。1回の旅行当たりの平均宿泊数は1.75泊で、18年度の1.78泊、19年度の1.80泊とほぼ同水準だった。

 全国における実宿泊旅行者数の推計値は2925万人で19年度比41.9%減、延べ宿泊旅行者数は7256万人回で同46.5%減、延べ宿泊数は1億2687万人泊で同48.0%減だった。

 延べ宿泊旅行者数を都道府県別に見ると、北海道が526万人で最多となり、調査開始以来、初めて全国トップになった。上位10位までの都道府県のうち、19年度の順位から下降したのは、1位から2位に下がった東京都(430万人)、3位から7位になった大阪府(282万人)、9位から10位に下がった千葉県(249万人)の3都府県だった。

 延べ宿泊旅行件数に占める宿泊施設タイプ別の割合(カッコ内は前年度比)は、旅館26.2%(5.2ポイント増)▽リゾートホテル24.7%(4.0ポイント増)▽ビジネスホテル19.4%(6.0ポイント減)▽シティホテル16.5%(1.6ポイント減)―などだった。

 また、政府の観光支援策Go Toトラベルキャンペーンの利用実態についても調査した。対象期間中に実施された旅行のうち、Go Toトラベルを利用した旅行の割合は74.1%に上った。利用者のうち「Go Toトラベルがあったから旅行した」と回答した人は47.3%、「Go Toトラベルがあったから高い宿・商品にした」という人は36.9%に達した。

     
 
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