経済産業省が15日に公表した今年5月の第3次産業活動指数は、宿泊業が前月比11.0%減の46.8。第3次産業全体も2.7%減、95.3と低下した。「総じてみれば、第3次産業は、足踏みの中に弱さが見られる」(同省)。
指数はサービス業など第3次産業に属する業種の生産活動を総合的に捉えたもの。
宿泊業のうち、旅館は11.5%減の31.5。ホテルは10.4%減の52.7。
旅行業は42.1%減の10.6。このうち国内旅行は43.4%減の14.5。海外旅行は50.0%減の1.7。外人旅行は96.4%増の5.5。
遊園地・テーマパークは37.1%減の26.6。国内航空旅客運送業は36.9%減の28.5。
これらを合わせた観光関連産業全体は8.7%減の61.1。