経済産業省がこのほど公表した昨年11月の第3次産業活動指数(2010年=100、季節調整値)は前月比0.3%減の106.6と、2カ月ぶりに低下した。「総じてみれば、第3次産業活動は持ち直しの動きがみられる」と同省。業種別では宿泊業が同1.1%増の115.2と、4カ月連続で上昇した。
第3次産業活動指数はサービス業など第3次産業に属する産業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業の中では、旅館が同3.2%増の86.4と2カ月連続で上昇。ホテルが同0.5%増の132.2と4カ月連続で上昇した。
旅行業は同1.3%増の92.0。このうち国内旅行は同3.9%増の102.8。海外旅行は同3.6%減の65.0。外人旅行は同2.0%増の365.7。
遊園地・テーマパークは同10.9%減の121.4。国内航空旅客運送業は同3.9%増の125.7。鉄道旅客運送業は同0.3%減の110.0。
これらを合わせた観光関連産業全体は同0.2%減の109.4。