経済産業省がこのほど公表した昨年12月の第3次産業活動指数(2015年=100、季節調整値)は、宿泊業が前月比11.5%減の73.2と低下した。旅館が20.3%減の59.6、ホテルが8.4%減の78.6と、ともに低下。旅行業も20.4%減の47.2と大きく低下した。
第3次産業活動指数はサービス業など第3次産業に属する業種の生産活動を総合的に捉えた指数。
全業種計は前月比0.4%減の97.8。経産省は第3次産業の活動について「総じてみれば持ち直しているものの、一部に弱さがみられる」としている。
旅行業は国内旅行が21.1%減の67.6、海外旅行が3.7%減の2.6、外人旅行が100.0%増の19.2。
このほか遊園地・テーマパークが20.3%減の49.4。国内航空旅客運送業が18.5%減の50.8。バス業が10.5%減の76.5。
これらを合わせた観光関連産業全体は7.6%減の73.2。