経済産業省がこのほど公表した2019年10月の第3次産業活動指数は前月比4.6%減の104.7と、4カ月ぶりに低下した。「総じてみれば、第3次産業活動は足踏みが見られる」と同省。業種別では、宿泊業が同2.0%減の114.9と、2カ月ぶりに低下した。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業に属する産業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は9.0%減の72.5と2カ月連続で低下。ホテルは1.4%増の140.9と2カ月連続で上昇。
旅行業は3.0%減の86.5。このうち国内旅行は11.9%減の86.1。海外旅行は4.7%増の66.7。外人旅行は8.5%増の491.9。
遊園地・テーマパークは20.0%減の98.2。航空旅客運送業は1.2%減の134.5。道路旅客運送業は0.6%減の104.3。
これらを合わせた観光関連産業全体は3.0%減の112.0。