大井川鐡道(静岡県島田市)は5日、EL急行列車(電気機関車けん引旅客列車)「かわね路号」の運転を開始した。9月中に大井川本線の新金谷駅―千頭駅間を計6日間運行。川根路にSL列車とは違った昭和の雰囲気を演出する。
EL急行列車は、昭和初期から末期を中心に、当時の国鉄主要路線を走っていた列車。同列車の運行は、「昭和電車」「昭和っぽさ」を求める乗客の声から実現。9月5、6、12、19、20、21日の計6日間を運行する。料金は、乗車区間の運賃とEL急行乗車料金(大人1人500円、子ども1人250円)。
「西武鉄道からやってきたちょっと都会派の列車。SLの野太い汽笛とは異なるかん高いホイッスル音や、旧国鉄の旧型客車などをぜひ体感してほしい」と同社。