国際観光文化交流協会(藤野公孝会長)は4月24日、第7回定時総会を東京・新宿区のハイアットリージェンシー東京で開いた。
本年度事業の目玉として、「第4回国際観光文化フォーラムin渋谷」を8月28日にセルリアンタワー東急ホテル内にある「セルリアンタワー能楽堂」で開くことを決議。2年任期の役員改選では、理事7人の再任と1人の新任を承認した。
来賓で出席した内閣府特命担当相(地方創生、規制改革)の山本幸三衆院議員は、祝辞の中で「地方創生には観光振興が必須。インバウンド客に楽しんでいただくためにも有形、無形の文化財の活用がますます重要となってきている」と述べ、同協会の活動内容を高く評価した。
国際観光文化フォーラムは、これまで京都、草津温泉、下呂温泉で開催。4回目は東京の最先端文化の発信基地であり、インバンド客も多く訪れる渋谷を開催地に選んだ。東急電鉄(野本弘文社長)の全面協力のもと、観光文化に関する講演や、京都の狂言師、茂山忠三郎家による狂言、バイオリニストの川井郁子さんの演奏などを予定している。
なお、総会で改選された理事は次の8人(敬称略)。【再任】▽藤野公孝(流通経済大学教授、全日本社寺観光連盟理事長)▽田口泰一(T.K Sailing Corporation社長)▽髙木豊彦(ティー・アンド・ティー・インターナショナル代表)▽瀧多賀男(日本温泉協会名誉会長・水明館会長)▽中澤敬(草津温泉観光協会会長)▽八木豊(サーブホテルズ取締役)【新任】▽髙橋康広(ジップス社長)