国土地理院とヤマップ、ビッグデータを活用した地形図の修正のための協力協定を締結


 国土地理院とヤマップは、ビッグデータを活用した地形図の修正のための協力協定を締結した。

2017 年12 月12 日、株式会社ヤマップ(本社 : 福岡市、代表取締役:春山慶彦、以下ヤマップ)は、国土地理院(所在:つくば市、院長:村上広史、以下地理院)と、登山者がスマートフォンやハンディGPS 受信機で取得した移動経路情報などのビッグデータを活用した地形図の修正を行うための協力協定を締結いたしました。なお、同日に株式会社ヤマレコ(本社:長野県松本市、代表取締役:的場一峰)も同様の協定を地理院と締結しました。

締結式の様子(写真左:ヤマップ代表取締役 春山 写真右:地理院院長 村上氏)締結式の様子(写真左:ヤマップ代表取締役 春山 写真右:地理院院長 村上氏)

協定の概要は、下記の通りです。

  • 登山アプリ「YAMAP」に蓄積された登山者の移動経路情報を地理院に無償で提供します。
  • 地理院は、提供されたデータを活用し、地形図等に表示している登山道を修正します。
  • 登山者の安全と利便性向上に資する地形図等の利活用の普及啓発に関する協力を行います。

※登山者の移動経路情報については、個人が特定できないよう匿名化したデータを使用します。

「YAMAP」は、電波の届かない山の中でもスマホのGPSで自分の現在地が確認でき、登山の記録も残すことができる登山アプリです。全国の有名な山はもちろん、地方の里山などの地図もカバーをしており、その全てを無料で利用することができます。現在、国内で最も利用者数が多い登山アプリ(株式会社フラー調べ)となっています。

登山中の「YAMAP」利用画面。ピンク色の丸点が現在地で、ピンク色の線が軌跡登山中の「YAMAP」利用画面。ピンク色の丸点が現在地で、ピンク色の線が軌跡

記録した軌跡は活動日記として、文章や写真とともに「YAMAP」上に公開されている記録した軌跡は活動日記として、文章や写真とともに「YAMAP」上に公開されている

今回の取り組みでは、ヤマップの膨大なユーザーの経路情報を個人情報に配慮しながら地理院へ無償提供し、自然災害などの影響で現場と差異がある地形図の登山道修正に協力することで、「安心・安全の登山」へ貢献いたします。今後ともヤマップは、安心・安全の登山を実現するサービス・プロダクトを開発してまいります。

【YAMAPについて】
電波の届かない山の中でも、スマートフォンで現在地と進むべきルートがわかる、“安全安心“の登山アプリ。山行の軌跡や写真も活動記録に残すことができ、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流もできる、日本最大級の登山・アウトドアプラットフォームです。
Web:https://yamap.co.jp/

【株式会社ヤマップについて】
代表者名:代表取締役 春山慶彦
本社所在地:福岡市博多区綱場町2-2 福岡第一ビル6F
資本金:2億849万円
事業概要:
1. 登山アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」開発・運営
2.「YAMAP Gears」開発・運営
3.「YAMAP Events」開発・運営
4.自然愛好者向けオウンドメディア「.HYAKKEI」運営
5. 山岳保険「YAMAP アウトドア保険」販売会社
ホームページ:https://corporate.yamap.co.jp/

 
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