北陸3県(石川、福井、富山)、北陸経済連合会、JR西日本金沢支社で組織する北陸三県誘客促進連携協議会と、各温泉観光協会で組織する北陸観光協会は11月15日、2021年度の「北陸誘客促進会議」を富山県黒部市内の「黒部宇奈月国際会館セレネ」で開催。通算17回目となる「Japanese Beauty Hokurikuキャンペーン」の実施を決定した。
同キャンペーンは三大都市圏から冬の北陸への観光誘客を目的に開催。開催期間は12月1日から来年3月31日。メインテーマは「Japanese Beauty Hokuriku~日本の美は、北陸にあり。~」。
「美食」「美観」「美技」「美湯」「美心」の五つの「美」を昨年に続きテーマとする。コロナ禍のもと、感染防止対策を万全にし、安心・安全のもてなしに取り組む。コロナ禍を踏まえ、少人数で楽しめる体験、新たな街歩きコースなど「新たな旅のスタイル」に合わせた企画を用意した。
各県のお勧め素材として、富山県は錫物の町ならではの「すずがみ」作り体験、石川県は着物レンタルと人力車、スイーツがセットで楽しめる金沢着物観光、福井県は天皇の料理番として活躍した秋山徳蔵氏の一番弟子、谷部金次郎氏が監修した料理を越前打刃物などの伝統工芸品を使って食す企画がある。
気勢をあげる関係者