国土交通省北海道運輸局は、北海道胆振東部地震による北海道観光への風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、道内の観光関係者と連携し、中国、台湾の旅行会社やメディアを対象とした招請事業を実施する。
国のビジット・ジャパン地方連携事業の一環。現地視察を通じて北海道の観光地が平常通りであることを確認してもらい、現地への情報発信を期待する。
台湾向けの事業では、人気のブログなどを運営するインフルエンサー3人を招請。視察日程は9~13日。宿泊地は根室、中標津、別海。
中国向けの事業では、広州、大連、武漢、成都などの旅行会社18社18人と、北京、上海のメディア2社2人を招く。日程は14~19日。知床ウトロ、阿寒、帯広、札幌などに滞在する予定。期間中には商談会も行う。