
中小企業庁の須藤治長官
7月に着任した中小企業庁の須藤治長官(57)が9月6日、ニッキンなど専門紙のグループインタビューに応じ、日本政策金融公庫の資本性劣後ローンを活用して観光業などの再生を後押しする方針を語った。須藤氏は、金融機関が融資先の経営者に個人保証を徴求する慣行の改革も急ぎ、中小企業の円滑な事業承継のために「事業承継・引継ぎ支援センター」の機能を生かす考えも示した。
――8月30日に「挑戦する中小企業応援パッケージ」を打ち出し、日本公庫が取り扱う劣後ローンの期間延長と限度額引き上げを決めた。
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