全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連、井上善博会長)は14、15の両日、ホテルプラザオーサカ(大阪市)で、都道府県組合事務担当者研修会を開催した。都道府県組合の専務理事や事務担当者らが一堂に会し、全旅連の役割などを再確認したほか、4月に開設した新ホームぺージ(HP)の運用方法や全旅連事業等について学んだ。
研修会には井上会長のほか、塚島英太・全旅連青年部部長らが出席。冒頭あいさつした井上会長は、今年元日に発生した能登半島地震に際して各都道府県組合による被災者受け入れ等に関する協力に対し謝辞を述べた上で、「亀岡(勇紀)専務はじめ各旅組の皆さんには迅速に対応していただいた。全旅連の組織は、困った人を助けるなど社会的役割を持つ重要な組織だと政府からも言っていただいている。有事にしっかりと対応すべく組合員の皆さんと連携強化を図りたいので、事務局の皆さんにも意識を共有いただき、ご協力をお願いしたい」と呼びかけた。
青年部の事業説明に立った塚島青年部長は、47都道府県庁の観光部局などを訪れた際のエピソードを紹介。「全旅連、全旅連青年部について認知が十分でない地域があったり、旅館・ホテルとなかなか直接連絡がつかないと言われたりする場合もある。事務局の皆さんが最後のとりで。日本を背負っていく観光・宿泊産業を支えてくださっているのは皆さんなので、今後もよろしくお願いしたい」と訴えた。
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