(株)全旅は6月23日、第50期株主総会・懇親会を東京都内で開いた。任期満了に伴う役員改選では、中間幹夫社長の再任が決定した。
中間社長は懇親会の冒頭あいさつで「当社は今年50周年を迎え、本来ならばもう少し豪華に催したいが、観光業界の回復が道半ばで、会員各位がまだ苦しんでいらっしゃることを受け、今できる限りの準備をした」と説明した。
今後について中間社長は、「今日からの50年間を第2の創業期として、全国旅行業協会(ANTA)の皆さまや関係者の協力や支援を受けながら、一生懸命力を発揮していきたい」と決意を述べた。
来賓のANTAの近藤幸二副会長は「この50年間は、多くの先輩方がバトンをつないできた結果で、全旅協もともに歩んできた。未曽有のコロナ禍の3年間の経営は大変厳しかったと思うが、生き延びることができた」と賛辞を伝えた。「旅行業が大きな変化を迎える中でも、(株)全旅による当協会会員の業務改革、売り上げ増強のための支援、貴重な情報発信に期待している。当協会会員ともども、互いに頑張っていきたい」との思いを伝えた。
会場では木原稔衆議院国土交通委員長が祝辞を述べ、岸田文雄首相のビデオメッセージが公開された。
中間社長
ANTA近藤副会長