
三条市の滝沢市長(左から3番目)らによる記念撮影
全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)は13日、新潟県の南蒲原地区で生産された「難関突破米」を使ったクラフトビール「難関突破米エール」の仕込み式を、東京・羽田の同ネットワークの拠点「よい仕事おこしプラザ」で行った。米の生産地、新潟県三条市の滝沢亮市長、財務省関東財務局の木村隆・東京財務事務所長、えちご中越農業協同組合の吉田文彦・経営管理員会会長、三条信用金庫の白倉徳幸理事長、城南信用金庫の川本恭治理事長らが出席した。
「難関突破米」は生産地の「南蒲(なんかん)」との語呂合わせで、受験をはじめとするさまざまな「難関」に挑戦する全ての人への応援の気持ちを込めて作られた米。減農薬・減化学肥料で特別に栽培されたコシヒカリの中でも食味値が最上位の玄米を使用していることに加え、通常よりも大きな2ミリのふるいで選別した粒の大きな米であることなど、米自体もいくつもの”難関”をクリアしている。
ビールの完成は4月19日を予定している。
南蒲原地区の産品を使ったビールは「こくわ」を使った「三条こくわエール」に続き2品目。
三条市の滝沢市長は「市内で人気の米を首都圏でアピールできないかと悩んでいたところ、(城南信用金庫の)川本理事長から提案を頂いた。全国に発信できる機会を頂いたことに大変感謝している」。
城南信用金庫の川本理事長は「今後も日本を明るく元気にするためにさまざまな取り組みを行いたい」と述べた。
三条市の滝沢市長(左から3番目)らによる記念撮影