静岡県伊東市と伊東観光協会は1月14日、市内の観光情報を発信するイベント「2020早春の伊東キャンペーン」を東京都千代田区のKITTEで開催した。「第26回めちゃくちゃ市」やみかんなど伊東ブランドの特産品の紹介などを行い、市内の魅力を訴えた。
イベントは、昨年9月に発生した台風15号、19号で観光業が大きな打撃を受けて落ち込む現状を打破するべく実施。会場では、特産品のみかんの配布のほか、伊東芸妓による踊りの披露、ゆるキャラとの撮影会、物産品の販売などを行った。
伊東観光協会の村田充康専務理事は「台風19号では、宿泊キャンセルが相次ぎ、被害額は宿泊が約3億円、市内経済全体が約7億円と大きな打撃となった。今回は市で緊急予算を組み、東京からの誘客で市内を活気づける目的で開催した。伊豆のうまいものが集まる伊豆めちゃくちゃ市や温泉などを楽しみにぜひ訪れてほしい」と来訪を呼び掛けた。
伊豆めちゃくちゃ市はオール伊豆物産展として25、26日に市内で開催。「ひもの開き日本一大会」のほか、伊東太鼓の演奏、オークション、ビンゴ大会、餅まきなどが行われる。問い合わせは伊東観光協会
PRする村田専務理事(左から2人目)ら