観光庁は12日、「観光産業の中核人材育成・強化事業」として、地域の観光産業を担う社会人向けの教育プログラムを開発、実施する大学の公募を開始した。予算の範囲内で必要な経費を国が負担する。応募受け付けは2月2日まで。
大学に開発、実施を求める教育プログラムの対象は、国内で観光関連産業に従事している社会人。観光庁は、人材育成の施策を「観光産業をリードするトップレベルの経営人材」「観光の中核を担う人材」「即戦力となる地域の実践的な観光人材」の3層に区分して実施しているが、今回公募する事業の対象は「観光の中核を担う人材」。
申請は大学単位で、申請者は学長。開発、実施する教育プログラムの計画には、コンセプト、対象者・人数、習得できる能力、実施日程・場所、具体的なカリキュラム(教育内容、講師など)、教育方法などを盛り込む。
採択予定数は2~4校程度。
応募書類の提出先、問い合わせ先は、観光庁観光産業課TEL03(5253)8367まで。