
前川教授によるオリエンテーション
京都府観光連盟(田中誠二会長)は8日、観光関連事業者らを対象とした観光DX人材育成事業「京都府観光経営セミナー」を開講した。受講生29人がオリエンテーションで受講生の多様なバックグラウンド、課題の共有を行ったほか、ポストコロナ時代の観光経営や経営戦略の基礎について学んだ。
同経営セミナーは、京都の観光関連事業を飛躍発展させる人材の育成を目的に、同連盟が京都府と共催で2016年から開催しているもの。京都大学経営管理大学院の教員を中心とした講師陣から、経営学の基礎や課題解決のプロセスを学べるのが特徴。今年度は経営戦略と併せて、観光DXの実践能力の育成もテーマに掲げる。
初日は前川佳一・京都大学経営管理大学院特定教授によるオリエンテーションのほか、リクルート・じゃらんリサーチセンターの沢登次彦センター長が国内観光の現状と持続可能な観光経営戦略について、前川教授が経営戦略論の基礎について講義を行った。
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