
観光庁が19日に発表した主要旅行業43社・グループの2023年3月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が19年同月比17.8%増の5310億2994万円だった。国内旅行は全国旅行支援の影響などもあり、対19年を上回った。海外旅行については先月と比較するとほぼ横ばいの状況、外国人旅行については、先月と比較して回復傾向が見られる。
総取扱額が19年を上回ったのは、JTB(86.6%増)、KNT―CTホールディングス(41.2%増)、東武トップツアーズ(172.8%増)、富士急トラベル(99.0%増)など6社だった。
分野別に見ると国内旅行は19年同月比75.7%増の4411億4699万円、海外旅行が60.0%減の707億680万円、外国人旅行が16.5%減の191億7615万円となった。
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