政府は2日、緊急事態宣言の延長に伴い、中小事業者を対象とした一時金の支給額の上限を当初の予定より増額する方針を打ち出した。法人は40万円から60万円に、個人事業主は20万円から30万円に引き上げる。今後、手続きを具体化した上で申請を受け付ける。
これまでに公表されている概要によると、対象は(1)緊急事態宣言が発令された地域の飲食店と直接、間接の取引がある農業者、漁業者、飲食料品・割り箸・おしぼりの供給事業者など(2)緊急事態宣言が発令された地域における不要不急の外出・移動の自粛で直接的な影響を受けた宿泊施設、観光施設、土産物店、タクシー事業者など。要件は1月または2月の売上高が前年比50%以上減少していることなど。