台湾の台中市で開催されている国際的な花の博覧会「2018台中フローラ世界博覧会」で、下呂温泉観光協会(瀧康洋会長)が出品した作品が展示コンテスト・盆花(盆栽・鉢植え)部門でブロンズ賞(第3位)を受賞した。
飛騨の正月の風物詩「花もち」をモチーフにした作品。高さ約2.5メートルの木の枝に紅白の餅に見立てた飾りを付けた。木の枝の背景には「下呂温泉花火物語」の文字と花火ミュージカル冬公演の写真を展示した。
下呂温泉観光協会と台中市温泉観光協会、韓国の儒城(ユソン)観光振興協議会は「温泉地友好交流提携」を結んでおり、その縁で今回の出品に至った。作品は、せんだ生花店(下呂市)の店主のプロデュース。
瀧会長は「受賞できて光栄。下呂温泉の名を高めることができた」と話している。
受賞作品は11月3日から18日まで展示された。博覧会は4月24日まで。
ブロンズ賞を受賞した下呂温泉観光協会の作品