資金繰り対策影響か
帝国データバンクがこのほど公表した今年度上半期(2021年4~9月)の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は、件数が前年同期比25.7%減の2938件だった。半期ベースでは集計方法変更以降の2000年度以降で最少。1999年度以前と比較しても、66年度以来55年ぶりの3千件割れとなった。持続化給付金、無利子・無担保融資など国の資金繰り対策が倒産発生を抑え込んだ要因の一つと見られる。
負債総額は同3.8%減の5784億7千万円。上半期として2年ぶりに前年同期比減少した。
会員向け記事です。