11月に「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」開業
三井不動産(東京都中央区)と三井不動産ホテルマネジメント(東京都新宿区)は11月22日、新国立競技場の前にプレミアシリーズのホテル「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」を開業する。国内外から観光やレジャー、スポーツ観戦などで訪れる客の宿泊需要を取り込む。
ホテルは、全国で5施設目、都内では3施設目の「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズとして開業。都営地下鉄大江戸線国立競技場駅から徒歩1分、JR中央・総武線千駄ヶ谷駅から徒歩5分の場所に立地し、周辺には、現在建設中の新国立競技場や東京体育館などのスポーツ施設や、聖徳記念絵画館や青山のいちょう並木、新宿御苑など、歴史や文化、自然が満喫できるスポットが点在する。
デザインコンセプトは「Japanese New Vintage」。木や石など多くの自然素材を外観や客室、共用スペース内の壁面などの内外装に取り入れるほか、神宮外苑に広がる自然をモチーフにしたアート作品を館内の随所に配し、快適で上質な空間を創出する。
建物は、地上13階建て、延床面積は1万5877.54平方メートル。客室数は362室で、客室平均約25平方メートルの広さを確保する。全客室にバルコニーが設けられ、神宮外苑や新宿御苑のガーデンビューが楽しめる。建物の2階には宿泊ゲスト専用の共用スペースとして、大浴場やフィットネスジム、周辺のスポーツ施設を利用し宿泊するアスリートや競技団体のミーティングにも利用できる多目的室も設ける。さらに、最上階には屋上テラスを設け、共用スペース充実を図り、快適で上質な空間とサービスを提供する。
テナントとして、1階には神宮外苑の杜を望むテラス席を備えたイタリアンレストラン「RISTORANTEE’VOLTA(リストランテエボルタ」、2階のテナント空間に「暗闇のソーシャルエンターテイメント」として「内なる美、ととのう暗闇。」体験を提供するダイアログ・イン・ザ・ダークの常設会場が出店を予定している。
バルコニーからは新国立競技場が望める
三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア(外観)