
一休の石川氏
一休は11日、エグゼクティブの会食場所探しを支援するウェブメディア「KIWAMINO(キワミノ)」を開設した。インタビューを中心に、地産地消や、生産者に近い距離で食材に向き合う“極み”のシェフがいる店を紹介する。
同社メディア事業部長の石川愛里氏は会見で、「自分がおもてなしをするときに、その会に最もふさわしい場で100%満足いただけるよう心配りたい。これまでに体験したことのないプレミアムな時間を大切な人と共有したい。健やかなるときも、病めるときも、おいしい食事で元気になりたい。そんな方々のお店探しの一助となれれば」と、新メディアへの思いを語った。
毎月10店舗程度を取材し、一つの店を複数の記事で紹介する。料理の記事や、外観、内観、導線といった会食の雰囲気に適しているかを判断してもらうための情報を中心にした記事、店や料理に込められた思いに着目したインタビュー記事、まとめ記事を掲載する。
KIWAMINOに掲載する「極みの店」の選定基準は、(1)料理の本物志向(仕入れや仕込みの実直な姿勢)(2)ストーリー性(オリジナリティ、価値提供)(3)一流の空間(非日常、ゴージャス、プライベート感)(4)おもてなし力(接客が超一流)。一休のレストラン予約サイト「一休.comレストラン」に掲載の有無に関係なく、選定基準に合った店舗を取材し、掲載していくという。
一休の石川氏