「ワーケーション推進議員連盟」が1日、発足した。同日、衆院第1議員会館で設立総会を開き、役員と規約を決定。会長に鶴保庸介参院議員が就任した。
鶴保氏と二階俊博、林幹雄、岩屋毅、菅家一郎、務台俊介、国場幸之助、武井俊輔、井野俊郎、岩本剛人の各氏が呼び掛け人に名を連ねている。
呼び掛け人による趣意書では「ワーケーションは企業において、非日常の環境下での創造力の喚起、新しい形での社員研修・合宿、社員のモチベーション向上など、働き方改革につながる新しい手段であると同時に、地方においては観光振興だけでなく、企業誘致や移住定住への手がかりとなっている」と指摘。ワーケーションの重要性を訴えるとともに、推進の必要性を強調している。
規約では、目的に「ワーケーションの課題と在り方を検討し、推進すること」と定めた。会員は目的に賛同する自民党の国会議員で構成。菅義偉首相も入会届を提出している。