全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会が4日に開いた通常総会で、ベトナム・ハノイ大学のグエン・ヴァン・チャオ学長が日本との人材交流をテーマに講演した。グエン学長は日本のホテルにインターンシップで勤めた学生が日本に対して好印象を持ったとの話を披露。全旅連との関係について「人材面で、いい交流ができると期待している」と述べた。
ハノイ大学は1万1千人の学生を擁するベトナムを代表する総合大学。日本語を含めた13言語を学ぶ外国語コースほか、観光マネジメントコースを持つ。全旅連とは昨年、人材交流に関する覚書を締結している。
グエン学長は「日本語教育と観光教育の両方をできるのがわれわれの強みだ。日本語とともに、日本のマナーやホスピタリティ、観光マネジメントを理解した学生が日本の旅館・ホテルに就職できればいい。全旅連とはいい交流ができると期待している」と述べた。
グエン学長