ナイトタイムエコノミー議連、「夜の観光」活性へ提言

  • 2018年1月9日

 自民党の時間市場創出推進(ナイトタイムエコノミー)議連(会長・河村建夫元官房長官)はこのほど、訪日外国人観光客が日本の夜の観光スポットや娯楽を楽しめる環境整備を求める中間提言をまとめた。鉄道・バスの24時間運行のほか、観光庁を中心とした推進組織作りに言及した。安倍晋三首相に提出する方針だ。

 外国人観光客からは、「(日本は)深夜まで営業する娯楽・文化施設、交通機関が少なく、夜が楽しめない」という声があるが、同議連はナイトタイムエコノミー(夜遊び経済)の活性化が観光立国を後押しするとして、議論してきた。

 中間提言は文化施設の開館時間を延長し、カフェ・バーを併設することや、鉄道の営業時間延長と週末の終夜運転、主要バス路線の深夜バス営業、夜の観光情報を発信するための多言語サイト開設などを掲げた。
 これら施策を推進するため、2018年をめどに官民一体の「24hour Japan推進協議会」(仮称)を設立、モデルエリアでの実証実験を行うとした。

 中間提言はまた、ナイトメイヤー(夜の市長)制度の指針づくりにも言及。これは、クラブやバー、レストランなど夜の文化・経済の増進を図る象徴的な人物、組織をいい、欧米などで採用されている制度だ。

 同議連は二階俊博幹事長や林幹雄観光立国調査会長らが顧問に名を連ねている。事務局長は秋元司国土交通副大臣。

関連する記事

国土交通省はこのほど、今年の観光関係功労者国土交通大臣表彰の受賞者を発表した。観光関係事業に長年にわたって精励し、功績が顕著な21人を表彰する。表彰は4月23日付。 受…

続きを読む

観光施策の財源確保に向けて出国旅客に課税する国際観光旅客税法案が11日、参院本会議で賛成多数で可決、成立した。税収の使途などを定めた外客容易法の改正案も10日に成立。来年…

続きを読む

旧正月移動が訪日に影響26都府県がマイナス 観光庁がこのほど発表した宿泊旅行統計調査の結果、今年1月の宿泊施設の延べ宿泊者数(第2次速報値)は、前年同月比1・0%減の3…

続きを読む

新聞ご購読のお申込み

注目のコンテンツ

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら

17年度「部門別・旅館ホテル100選」(2018年1月20日発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

第31回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2018年1月1日発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・体験の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

第31回「にっぽんの温泉100選」発表!(2017年12月16日発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位別府八湯

2017年度「5つ星の宿」発表!(2017年12月16日発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?